2017/3/30 DAY45
【国境越え】ボリビア→ペルー バスにて
<Cross-Border>From Bolivia to Peru by Bus
さて、ボリビアのチチカカ湖に面した街、コパカバーナをバスで出発し、ペルーのクスコを目指します!
1.腹痛コンティニュー
2.ハードな国境越えとイミグレーション
3.気が抜けないバス内
大したことをしていないけど、なかなかハードな一日となりました・・・!
1.腹痛コンティニュー
朝起床、腹痛が続いています。。
ひたすら胃も腸も不調が続いている状態で、トイレから出られません・・・汗
今日はボリビアからペルーへのバスでの国境越えの日。
12時には、部屋のチェックアウトを行います。
ギリギリまでベッドでうずくまって、、
チェックアウト後は、ホテルの共用スペースのソファでずっとうずくまる⇔トイレの繰り返し・・
いったいいつになったら治るのだろうという感じでずっと続きます・・
ボリビア屋台飯の恐ろしさを知りました・・・
途中ソファで寝ているときに、ふと目を開けると、ホテルの看板件のペケーニョ君が心配そうにソファに顎をのせてこちらを覗いていました。
この子です♡
めちゃめちゃ癒された・・・
そして撫でてあげると、ぺろぺろと少し舐めてくれます・・
本当に癒し・・・
そして、こんな状態で、今日は1日耐えしのぎます。
健次はというと、かわいそうに暇そうですが、Kindleで本を読んだり、ゲームしたり、映画見たりしてました。
ごめんよ。。
同じボリ飯食べたはずなのに、なんで健次はけろっとしているんだろう・・
不思議だよ。。
お昼ご飯は、健次は外に食べに行きました。
(私はホテルで待機。)
おいしかったそうです。笑
相変わらずゆったりとした時間が流れるコパカバーナの街
お犬様
2.ハードな国境越えとイミグレーション
そして、17時半。
時間となったので、バスをとったTITICACA社まで。
お腹の痛みは変わりませんが、今回は『ソファカマ』というこの会社の中では一番上のランクのバスチケットを取っていたので、
きっといいバスなはず・・!と期待に胸を膨らませています。
水やサルティーニャ(健次用)など、必要なものを買ってバスに乗り込みます。
今回のバスは、
コパカバーナ(ボリビア)―【ボリビア&ペルー国境】―クスコ
というルートです。
バスに乗車しますと、
残念ながら『これ、ソファカマ?!』という感じのバスでした。
うーーーーーーーん。。
シート自体はまあまあ広めですが、結構年季が入っていて、余り清潔感がない。
残念ながら、グレードが高い感じの車内ではありませんでした。
1階がソファカマ、2階がもう一つランクの下がる『カマ』という作りです。
さらにトイレが汚い・・・
便座が無いに等しく、エアートイレを強いられる形です。
お腹を壊している身としては、かなりきついぞーーーー涙
そして、コパカバーナを後にします。
とてもこじんまりしていたけど、美しいチチカカ湖の傍に滞在できて良い経験でした。
バスの中で、入国カードなど必要書類が配られます。
事前のネット情報では、このカードの記入はしっかりと済ませて、
国境では素早くバスを降り、『出国―入国』を済まさないと、遅い人はバスに置いて行かれるというかなり恐ろしい話もありましたので、この書類は2人で協力して、集中して書き込みます。
プーノという場所で何人か人がおりて、出発してから1時間半くらい経ったころに、ついにボリビアとペルーの国境地点に到着しました。
ここで、
ボリビア出国審査→
250m徒歩で移動→
ペルー入国審査→
待機してくれているバスに再度乗り込む
・・・という形です。
バスが止まります。
必要書類を握りしめ、ダッシュでバスを降ります!!
ボリビアの出国審査。
ここはとても簡単でした。
すぐにスタンプ貰って終わり。
そこから250m歩いてペルーへ国境越えします!
私たちのバスもアーチをくぐります。
ここの国境は1つのアーチのみでした!!
250m歩いて・・
ペルー!!
『Peru』という有名なオブジェ(?)がお出迎え!
おしゃれ!
※このオブジェはたくさんのお土産のモチーフになっています。
しかし、ささっとオブジェと写真をとって、早速ペルー側の入国審査へ。
長い列ができていました。
真相は不明ですが、このペルーの入国審査で証明写真のコピーが必要という話があり、私たちは日本で撮った証明写真を持って臨みました。
この入国審査の建物の横にも『証明写真屋さん』があり、
「えっ?持っていない!」とかっていう人は、
入国審査の列からわざわざ離れて、写真を撮りに行っていました。
そして、30分くらい経過しても、全く列が動きません。。
どうやら、システムトラブルのよう。
イミグレのシステムトラブルって大丈夫なのか・・・笑
日が暮れて気温も下がってきます。
周りの皆も耐えています・・
そして、1時間半くらい経ったでしょうか。
本来入国審査を行う建物の隣の警察の建物(?)へ行ってくださいということで、少しずつ列が動き始めます。
やーーっと私たちの番。
警察により、必要書類のチェックと、システムへの入力(?を行っていたのかな?)
そして、その後、入国審査の建物へ再度行くように告げられ、そこでようやく入国スタンプを貰うことができました~~。
よかった~。。
入国スタンプちゃんとあるか2度確認!笑
陸路で国境越えした人が、「バスに乗り遅れる」だか、何らかの理由で、入国スタンプをスキップしてしまって、当たり前ですがペルーを出国する際に止められたとかいう記事もネットで見たので、
入国審査を通った後も「ちゃんと入国スタンプを押してくれているか」というのもしっかり見るようになった。笑
あー長かった・・・
けど、よかった・・
無事、世界一周『4か国目』入国!
辺りは真っ暗だけど、排気ガス臭いのと、気温が大分低い・・
バスが待機しているのを知っていたので、『バスに入れてほしい』とお願いするも、なぜかダメって言われる。
『別のバスでは乗車して待っているのにー!』って思いつつ、
寒さと排気ガス臭さを我慢しながら、他の乗客の入国審査が終わるのを待ち続けます。
・・・というか、結局証明写真要らなかったっていう!笑
わざわざ隣の証明写真屋さんで撮ってた人、残念笑
隣に証明写真屋さんがあるということは、必要な時もあるということなのだと思うけど、これも入国審査官の気まぐれなのかな??
まだかーーーーい・・・
3.気が抜けないバス内
そして、20分くらいしてようやくバスを開けてくれました。
は~~耐えた~~!
が、しかし!
ここからのバス旅もなかなか気が抜けませんでした。。
1階のランクの高い『ソファカマ』にもかかわらず、なぜか一番後方の荷物置き場のようなスペースにクイーンサイズのマットレスみたいなものが敷いてあり、気にはなっていましたが、、
・・なんと、行く先々で現地のおばさんとかが、このマットレススペースにかわるがわる乗ってくるという・・・
え?!
確かに1階の私たちのシートは普通のシートよりは少しいいシートではあるし、後方のマットレス部分は、多分荷物置きスペースで、決して座り心地がいいとはいえないだろうけど、、
『ソファカマ』の1階の空間に、現地の人が(たぶん)安い現地値段で乗ってきちゃっていいものなの??汗
このシステムによって、私たちはいつも以上に自分たちの手荷物に注意しなくちゃいけなくて。。
「『ソファカマ』の金額を払っているだろう人たちだけの空間」と、「現地の方々がかわるがわる乗ってくる空間」って、随分緊張感が違う・・・
私たちの席が一番後方だったこともあり、すぐ後ろが現地の方のスペース。
横になって寝ていたり、お盆みたいなのを出して、お茶やお菓子?を食べだしたり、もーーー気になって気になって、なかなか眠れない。
極めつけは、足元にしっかりとキープしていたバックパックがなぜか水浸しになっているという・・・涙!!
えーーーーー!!
何の水!??
やーめーーてーーー!!
多分、外の雨!?が車内に入ってきてる!!?のだとはおもうのですが・・・
謎の水にテンションがた落ちでした・・・
トイレもばっちい&水が出ないので、トイレで洗ったりはできず、
数少ないウェットティッシュ&ティッシュペーパーで拭きますが、
拭ききれず・・・
お腹も未だ不安だし・・・
なんとも浅ーーい眠りのままバスは進みます・・・
なかなか過酷な夜行バスでした・・・
明日朝には、ペルー クスコに到着です。
一刻も早く宿に着きたい気持ちのまま夜が明けるのを待っています。笑涙